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サツマイモでヒートアイランドを緩和

ハイポニカ・ヒートアイランド緩和システム

ハイポニカ・ヒートアイランド緩和システムは、屋上に土を持ち込まない画期的な栽培システムです。植物の蒸散作用を容易にするハイポニカと強風に強く、枝葉の厚みがあるサツマイモの組み合わせで今までにない屋上緑化システムを実現させています。 また、もしかしたら芋が取れるかもしれないという期待感が収穫祭など社員のコミュニケーションや環境教育などへの副次効果もをもたらします。

 

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圧倒的な蒸散量!ヒートアイランド現象の緩和

気象庁の調査によると、ヒートアイランド現象の3大要因、

1.人口廃熱の影響(クーラーなどから出る熱が増えたことの影響)
2.土地利用の影響(植物が減り、コンクリートやアスファルトなど人工地表面が増えたことの影響)
3.建築物の影響(建築物による天空率の減少、夜間の放射冷却の妨げなどの影響)

のうち、日中のヒートアイランド現象に最も寄与している要因は、2.土地利用の影響、緑地の減少や人工地表面の増加により、蒸発散作用による冷却効果が弱くなることが大部分を占めていることが分かりました。

ハイポニカ・ヒートアイランド緩和システムのサツマイモ

ハイポニカだから根の伸長が良く、縦横無尽に伸びた根がたくさんの水分を吸収し、暑い時に思いっきり蒸散して(汗をかいて)涼しくする!違いは植物の機能を生かすこと。植物は暑さから身を守るために蒸散します。

ハイポニカ・ヒートアイランド緩和システムのサツマイモ ハイポニカ・ヒートアイランド緩和システムのサツマイモ

放射温度計で測定すると、日陰のコンクリート面よりも葉の表面の方が涼しいことが分かりました。それだけさつまいもが蒸散して自分の体温を低く保っていることになります。

サツマイモを使ったヒートアイランド緩和(屋上緑化)システムは協和独自の技術

40年以上、農業プラントメーカーされた蓄積された技術を活用したハイポニカ・ヒートアイランド緩和システムは、特許を取得している独自技術です。

京都大学大学院との共同実証実験によりクールダウンが確認されました

2007年、京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻 都市空間工学講座 と共同実証実験を行いました。弊社、本社屋上約100平方メートルに展開したサツマイモ(鳴門金時)による気温冷却(クールダウン)効果は、平均1.3℃でした。

また、蒸散量の最大値は、潅水のあるセダムの1.8倍にあたり、単木に匹敵するものでした。

(論文のPDFファイル  Adobe Reader 8.1 )

2008_Yamashita_SHASE_Kinki

2008_wang_shase_kinki

(参考資料)

cultivation


 

二酸化炭素の吸収

「地球温暖化の一因として問題になっている二酸化炭素(Co2)。繁茂したサツマイモの葉茎に含まれる炭素は全て空気中の二酸化炭素を光合成により同化したものです。サツマイモ(紅東)約1kgの葉茎を乾燥させた重量は約100gでした。これより同化した二酸化炭素の重さを計算すると、 100g÷0.61=164gとなります。すなわちサツマイモの葉茎1kgあたり164g二酸化炭素を同化したことになります。

100m²(右下画像)に展開したサツマイモの葉茎は約600kgありましたから、600kg×164g/kg=98.4kgの二酸化炭素を同化したことになります。
(参考論文:「作物における純同化量より乾物重への換算率;農業技術研究所生理遺伝部 渡辺 巌)

※同化した二酸化炭素も燃やしたり、土中で分解されると結局大気中に二酸化炭素は戻ってしまいます。このままでは二酸化炭素を固定したことにはなりませんが、将来的にはハイポニカで効率よく同化した二酸化炭素をバイオマスエネルギーとして使えるようにできれば、更に地球温暖化に貢献できるのではと考えています。

二酸化炭素の吸収 定植時
定植時
二酸化炭素の吸収 100m²展開時
100m²展開時(旧型モデルでのイメージ)

サツマイモの枝葉の厚みで断熱

サツマイモの枝葉の厚みで断熱

サツマイモの葉の重なりにより空気の層ができ、その厚みは40~50cm! 屋上面が42℃の時ツルの下は28℃。14℃もの断熱効果!

サツマイモの有効利用を見る

9月の温度計測データ

防根対策不要

土を持ち込まないから防根対策が不要!建物を植物の根で傷めることがありません。

軽量・低コスト

小さなユニットで大きな面積を緑化する為、軽量かつ低コスト!既設のビルにも設置可能。

優れた栽培技術

従来の農業技術は人間が植物をコントロールして栽培しようとしています。一方ハイポニカ(水気耕栽培)では植物自体の潜在的生命力を最大限発揮できる環境を与えることで飛躍的に生産性が向上します。

「植物にとっていい環境とは」から始まったハイポニカ(水気耕栽培)。40年以上農業プラントメーカーとして培った技術を環境ソリューションに発展させました。

システム図

現行の屋上緑化の問題と課題

現行の屋上緑化の問題と課題

屋上緑化に人気の植物「セダム」には、都会のヒートアイランド現象を緩和する効果が極めて少ないことが、東京都環境科学研究所の実験で分かった。

都は、植物の水分蒸発が気温を下げる効果に着目し、屋上緑化を推進してきたが、実験結果を受け、今後、新規の緑化については、セダム以外の芝生などを植えかえるようビル所有者や企業などに働きかけていくことにした。

セダムは葉が厚い多肉植物で、乾燥地帯に生える。雨水だけで育ち、水やりの手間が省けることから、ここ数年、屋上緑化用として急速に普及した。

園芸業者によると、最近は約8割が屋上緑化用に出荷され、地方都市の病院や学校の屋上にも広く使われている。

同研究所は、どのような植物でより高い効果が得られるかを調べようと、昨年8月から9月にかけ、コンクリートの屋上で、芝生、セダムのほか、土だけを敷いた場合などについて水分蒸散量を比較した。

その結果、高温の日が続くと、セダムが放出する水分は芝生の約4分の1に過ぎず、土だけの場合とほぼ同じレベルであることが分かった。乾燥に耐えるために、葉に水分をため込んでしまうことが原因とみられている。

屋上緑化は、大阪府なども推進しており、大阪国際空港ターミナルビルや大阪府庁舎の屋上にもセダムが植えられている。

この記事は読売新聞社の許諾を得て転載しています。著作権の説明

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